所得と関連する!?高齢者の無歯顎

2015.11.12

高齢者の無歯顎は、個人所得だけでなく、地域の平均所得とも関連することが日本老年学的評価研究(JAGES)プロジェクトの調査で判明した。

 
性別、年齢、婚姻状態、教育歴、及び歯科医院密度を考慮した上で、個人所得と地域所得がどちらも高くなるほど、無歯顎になるリスクが減少する傾向が見られたという。身体的には、個人所得および地域平均所得が100万円高くなると、無歯顎になるリスクが個人所得では1割、地域所得では約6割減少した。

 
このことから、個人の所得が同じレベルでも、地域所得が高い地域にクラス人は低い地域に比べ無歯顎のリスクが低くなることが判明。研究グループは、「無歯顎を防ぐためには個人へのアプローチだけでなく、地域経済水準の向上や地域に暮らすすべての人に対する公衆衛生的なアプローチによって、社会環境的な要員を改善し健康な地域づくりを進める必要性が示唆された」としている。

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