気象変化が慢性歯周炎の急性化に影響。 急性期の発生予報が可能となるか。

2016.04.25

天候が歯や口の健康に影響している可能性がある。

 

岡山大学研究グループが、慢性歯周炎が急性化するのは気象変化後1~3日であることを発表した。
同研究グループは、岡山大学病院予防歯科を受信している「安定期にある慢性歯周炎患者」延べ2万人を調査。
慢性歯周炎患者における急性期の発生と気象状態との関連を分析した。
慢性歯周炎の急性期症状を発症した症例(発症率1.87%)のうち、発症元凶が歯科関連とは考えにくいケースに注目。
「気圧低下の毎時変化が大きい」、一気温上昇の毎時変化が大きいといった気象変化があった日の1~3日後に急性期症状を発生しやすい事を突き止めた。
慢性歯周炎は歯周病原因菌によっておこる炎症で、何らかの原因で急性化すると歯の周囲の組織破壊が急速に進む。
気象変化原因となるメカニズムは不明だが、気圧や気温の変化がホルモン分泌や循環器系に影響し、慢性歯周炎の急性期の発生に関与したと考えられるとのことだ。
研究が進めば、天気予報のように急性期の発生予報が実現するかもしれない。
また、同じように気象との関連があるとされている、心筋梗塞、喘息、うつ病、リウマチなど様々な疾患において、有益な情報となるだろう。

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