飲んですぐ赤くなる人は注意。喉や食道のがんになる可能性が高い!?

2017.01.10

飲酒によってすぐ顔が赤くなる。愛知県がんセンター研究所によると、このような人が大量に飲酒を続けると、喉や食道のがんになる可能性が高いという。

 

飲酒とALDH2遺伝子型の組み合わせ別にがんの生涯リスクを算出した。このALDH2は、アルコールの代謝で生ずるアセトアルデヒドを酸化する酵素であり、人それぞれの酒に強い・弱いはこの酵素の遺伝的多型に大きく依存して影響されている。

 

分析の結果、下戸ではないが酒が飲める遺伝子型を持つ人の場合、46g以上の酒を週に5日以上摂取すると、80歳時のがんリスクが20%以上であることが示された。これは5人に1人の確立だ。赤くならない人が同じ量を飲み続けてもがんになる確率は約3%で、赤くなる人の7分の1しかなかった。

 

飲酒で顔が赤らむフラッシング反応は、アセトアルデヒドの作用によるもので、二日酔いの原因にもなる。ALDH2低酒性型の人はアセトアルデヒドが体内で分解されにくく長く留まってしまう。自分の遺伝子型を知り、飲酒の量や飲み方を変えることで、がんのリスクを軽減できるかもしれない。

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