歯が19本以下で痩せのリスクが1.5倍。残存歯数が高齢者の体重減少、痩せに関連。

2017.01.23

高齢期のおける体重減少や痩せは、死亡や要介護のリスクを高める。歯の本数が19本以下の高齢者は20本以上ある人に比べ、体重減少や痩せた状態になりやすい。

 

男女ともに65歳以上の約3分の2が残存歯数19本以下。最近6ヵ月間に、2~3キロの体重減少があったとする高齢者は「19本以下」が多く、そのリスクは「20本以上」より1.2倍高かった。また、体重減少の少なかった高齢者について、BMIが18.5未満の痩せのリスクを調査。その結果、残存歯19本以下の男性が痩せているリスクは約1.5倍だった。

 

これは歯を失うことで十分に食事ができず、必要な栄養を摂取できないことが要因と考えられる。そのため、毎日の適切な口腔ケア、定期的な歯科検診や歯の治療を行い、歯の喪失を防ぐこと、すでに残存歯が少ない場合には、調理法を工夫するなどして、十分な栄養を摂ることを推奨していかなければならない。

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