世界初、客観的に歯周炎の診断ができる技術を開発

2018.03.19

奥羽大薬学部の研究グループは共同で、歯肉から出る微量の組織液に含まれるマイクロRNA(遺伝子の働きを調整するリボ核酸)で歯肉炎を高精度に診断できる技術を開発した。

 

これまで歯周炎の診断は、歯科医師が歯周ポケットの深さや歯肉の色、X線写真などを見て行っていた。開発した方法は、歯と歯茎の間に濾紙を挟み、組織液に含まれるマイクロRNAを採取。増幅させたマイクロRNAが高く現れたか低く現れたかをパネル使って表し、歯周炎か否かを一目で判別できるというもの。

 

歯周炎検査法の内容は、健常な場合は赤色が高く発現し、緑色が低く発現する。歯周炎の場合はその逆となる。パネルを通して、調べた部位の歯周炎がどのぐらい進行しているのかを生物学的根拠に基づき客観的に判断することが可能という。

 

マイクロRNAに関しては、血液1滴で13種類のがんを早期発見する検査法が開発されるなど注目が集まっている。

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