知らず知らずのうちに進行してしまう歯周病

2018.04.02

成人の約8割がかかっている歯周病は、歯と歯の間や「歯周ポケット」と呼ばれる歯と歯ぐきのすき間に付着した歯垢(プラーク)の中で歯周病菌が増殖して、歯肉などに炎症を起こす細菌感染症です。進行すると歯の土台である骨が溶け、最悪の場合には歯を失うこともあります。
歯周病は痛みなどの自覚症状が少なく、気づかないうちに進行してしまうことから「サイレント・ディジーズ(沈黙の病気)」とも呼ばれています。しかも、歯周病菌が血管に入り込むと全身の健康を脅かす危険性を高めることも知られていて、心疾患や脳疾患、糖尿病などにつながるこわい病気です。

 

30代からは歯肉の健康も意識したケアが必須
蓄積した歯垢を原因とし、ゆっくりと進行する歯周病は、生活習慣病のひとつです。予防のためにはまず、歯周ポケットに付いた歯垢をしっかり落とす、適切な歯みがき習慣を継続することが必要です。
また、10代でも初期症状が見られる歯周病対策には、早期の発見が不可欠です。重症化する人が増えてくる30代になったら、歯だけではなく歯ぐきの健康状態も意識したケアが望まれます。

 

年に2回は歯科医師によるチェック&ケアを
口内環境を清潔に保つうえで、少なくとも年2回は歯科医院でのチェックを受けていただくのが理想的です。歯周病の進行状態を確認したり、歯並びや歯ぐきの状態に合うブラッシングの指導を受けたり出来るからです。
最新の調査では、80歳でも20本以上自分の歯を保つ方が5割を超えました。歯周病予防をしっかり行って、生涯充実した食生活が楽しめる健康な歯を維持しましょう。

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