コラム
- 2018/05/14
- 院長コラム
入れ歯に慣れて使うために①
入れ歯が初めてのかたは、最初多かれ少なかれ苦労します。しかし、そこであきらめて入れ歯を入れないでいると入れ歯が余計に合わなくなるだけではなく、 口の中の様々なところに悪影響を与えます。
入れ歯をいれてしばらくの間は、何度か調整したり、慣れが必要です。 そうするとだんだん食事や話し方に慣れてきます。 また痛いときは調整をします。 そうすることにより徐々にお口に慣れてきます。
食事では、咬む力が弱くなり、食べ物に伝わりにくくなります。 咬み切りにくいものや、繊維の多いものなど、咬み砕くのに以前よりも時間がかかります。
天然の歯に比べて大きさや形にもよりますが、部分入れ歯で5~6割、 総入れ歯になると3割以下に咬む力は低下します。
なので、入れ歯に慣れるには、工夫も必要です。 食べ方としては、初めは軟らかいものや、小さく切ったものから徐々に慣れてください。
また、話し方も舌などの感覚が変わるのでサ行やタ行が発音しづらくなります。 声を出して話す練習もしてください。
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