生体にやさしい高性能なインプラントへ チタンへの紫外線照射の有効性を確認

2017.09.04

インプラント治療は、材料であるチタンと骨が結合することで達成される。チタンと骨を十分に結合させるには、通常3カ月以上の治癒期間を待たなければならない。

また、インプラント治療は外科処置を伴い、様々な炎症が発生するというリスクもある。

 

東京医科歯科大学大学院の研究グループは、チタンに紫外線を照射すると、炎症時に発生する酸化ストレスの原因物質である活性酸素種の発生を抑えられることを発見した。

研究グループは骨芽細胞内の活性酸素種の発生レベルを従来のチタンと紫外線照射チタンで比較。

その結果、紫外線照射チタンでは活性酸素種の発生が40から50%まで抑えられ、活性酸素種によるDNAの損傷レベルも50%減少。

さらに炎症反応のマーカーである炎症性サイトカイン量も紫外線照射チタンで有意に減少し、抗炎症効果を持つことが証明された。

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