コラム
- 2016/12/26
- 院長コラム
成人の8割がかかる歯周病
知らず知らずのうちに進行してしまう「歯周病」
歯周病は成人の8割がかかっており、10代にも増えている細菌感染病です。歯垢(プラーク)の中で歯周病菌が増殖して歯肉の炎症を起こし、歯の土台になる骨を溶かして最悪の場合歯を失うこともあります。「サイレント・ディジーズ(沈黙の病気)」と呼ばれるほど自覚症状が少なく、気づかぬうちに進行してしまうため、正しく理解して予防に努めていただきたいと思います。
年に2回は歯科医院などでチェックを
歯周病の予防にはしっかり歯垢を落とすことが大切です。歯と歯ぐきのすき間の「歯周ポケット」には細菌が増殖しやすく、歯周病の進行とともに深くなります。歯科医院などで、歯科医師や歯科衛生士に
歯並びや生活習慣に合ったみがき方をアドバイスしてもらい、それに基づいて毎日のセルフケアを行いましょう。そして、年2回程度は歯科医院などで継続的にチェックを受けたいものです。
歯周病で歯を失うことは、口の中の問題にとどまらず、全身疾患や生活の質にも影響します。生涯、「食べる」「笑う」「話す」に自信の持てる歯を保つためにも、ぜひかかりつけの歯医者さんをもち、気軽に相談してください。
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