コラム
- 2018/07/16
- 院長コラム
全国初、歯の細胞バンク外来が開設、歯髄細胞を使った再生医療に弾み
歯髄細胞を用いた再生医療に注目が集まる中、日本歯科大学附属病院、日本歯科大学新潟病院に全国初の「歯の細胞バンク外来」が開設された。
「歯の細胞バンク」は乳歯や第三大臼歯、矯正治療に伴う抜去歯などから取り出した歯髄細胞を専用の細胞培養加工施設で培養。液体窒素で凍結して半永久的に保管し、将来、歯髄細胞を用いた再生医療が必要になった際に保管していた歯髄細胞を提供するというもの。初年度費用として5万円、2年目以降は保管料として年間2万円がかかる。
「歯の細胞バンク外来」では、「歯の細胞バンク」の説明や希望者への同意書などの手続きから抜歯、細胞培養加工施設に送り届けるまでを行う。
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